今回は介護職員になりたい30代女性の記事です。結婚後でも働ける通所介護サービスについて書いています。30代女性で介護職員になりたい方や、結婚後の介護職の働き方について興味がある30代女性のお役に立てたら嬉しいです。
30代女性が結婚後働きやすい介護サービスは通所介護サービスです
30代女性が結婚後、働きやすい介護事業所は通所介護です。介護事業所の中で介護サービスは2種類に分かれます。在宅サービスと施設サービスです。在宅サービスでは、訪問介護(利用者様の自宅でケアします)と通所介護(ディサービスで一日過ごします。)があります。
施設サービスでは特別養護老人ホーム、グループホーム、介護付き有料老人ホームがあります。結婚した30代女性が通所サービスで働きやすい理由があります。夜勤や交代勤務がありません。最近の通所サービスでは8:30~17:30の勤務になっています。
通所介護サービスでは国の働き方改革後、残業ゼロの事業所も多くなっています。残業が多かったのも人材不足の理由にもなっていたからです。
通所介護サービスの勤務では、毎日同じ時間の出勤なのでプライベートの予定も立てやすくなります。介護職は他の企業より休みが多く8日~9日あります。日勤帯で週休二日は嬉しいですよね。介護職は他の職種より希望休が取れます。事業所によって2日、3日と制限はあります。
通所介護サービスの主婦は平日に希望休を取ります。平日の希望休で家の掃除や平日でしかできない用事を済ませる方が大勢いました。通所介護サービスは主婦にとって味方の職業かもしれません。結婚した30代女性にとって体力的にも精神的にも通所サービスが働きやすいです。
30代女性が結婚後も施設サービスで働くと大変です
30代女性が結婚後、介護施設サービスで働いても交代制の勤務になります。早番(7:00~)日勤(8:30~)遅番(10:00~)夜勤(17:00~)と各施設によって違いますが4交代になります。4交代をしながら家事をするのは大変です。
30代女性が結婚後、施設サービスで交代制の勤務をした場合です。早番は7時からの勤務になります。介護事業所との距離が近くても6時40分には家をでたいです。その前に旦那さんの朝ご飯を作ります。弁当も2個作らないといけないかもしれません。
旦那様が家事をなんでも手伝ってくれる方なら大丈夫です。何もしてくれない方だったら「私は何時に起きないといけないの?」って思います。施設サービスでの勤務が遅番だった場合は19時までの勤務です。19時に勤務が終わります。帰宅してから夜ご飯を作らないといけないかもしれません。
施設サービスは夜勤も5回ぐらいありますので旦那様とすれ違いやすい生活になります。私の働いていた施設の話です。30代後半の新婚女性が入職してきました。最初は4交代制勤務をこなす職員として頑張っていました。2ヶ月過ぎたあたりで「通所サービスに異動したい」と相談がありました。
「仕事も家庭も忙しくて気持ちに余裕なくなってしまいます」「仕事で体が疲れて家事が出来ないんです」と悩んでいました。悩んでいた30代新婚女性の職員は通所介護サービスに異動しました。通所介護サービス職員で8:30~17:30の勤務になりました。
気持ちに余裕ができ新婚生活を楽しんでいます。30代女性は結婚したら家庭の事を考える時間も多くなります。気持ち的に、体力的にも余裕のある働き方がしたいですよね。30代女性が結婚後介護職で働くなら通所介護がおおすすめです。
妊娠中の30代女性も介護職で働けます
30代女性が妊娠しても介護職で働けます。ただ、介護職で妊娠した女性職員が働くのは身体的に負担が大きいです。介護職は事務員と違って体を使って働く仕事です。利用者様を抱えたり、中腰になったり、しゃがんだり常に体を使います。
施設サービスでは交代制勤務や夜勤もあります。特に現在は人員不足の為、妊婦さんに優しく出来ない介護事業所もたくさんあるでしょう。妊娠した女性職員も妊娠した事を周りの職員や、上司に言い出せずに無理することがあります。妊娠した事を言えても、出来ない仕事が多いからです。周りの職員に気を遣って肩身の狭い想いをすることもあります。
私が働いていた介護施設でも30代前半で妊娠した女性職員がいました。なかなか上司に言い出せずにいました。通常勤務で、夜勤や交代勤務もしていました。周りの職員にも言えませんでした。利用者様も抱えたり、無理な体制でおむつ交換も行っていました。
無理した30代女性職員は流産してしまいました。自分と子供を守る為にも、妊娠が分かった時点で直属の上司に相談しましょう。周りの職員に助けてもらうことも必要です。周りの職員の方にも妊娠した事を知ってもらわないと助けてもらえません。最近では妊娠した女性に優しい施設作りをしている介護事業所もあります。
優良介護施設では、女性職員が妊娠したと分かった時点で夜勤や交代制勤務から外します。妊娠した女性は日勤帯の勤務にします。利用者様を抱えたり、オムツ交換などの業務から外します。パソコン業務や出来るだけ座って出来る業務にしてもらえます。介護事業所によっては通所介護に異動してもらえるところもあります。
妊娠した30代女性職員に気遣ってくれる介護事業者は人気が出ますよね。30代女性で結婚して妊娠しても安心して介護職で働ける介護事業者を選ぶことも大切です。
30代女性が育児休暇後も介護職で働けます
30代女性職員が育児休暇をもらった後でも介護職で働けます。ただ、介護事業所によっては、部署異動やパート職への話が持ちかけられることもあります。介護事業所は家庭のことまで責任を持ってはくれません。今の環境や賃金を含めて自分が納得したうえでの決断であればいいと思います。
異動やパートになった後で退職する30代女性も大勢います。介護事業所の中には、人材不足を理由に育児休暇復帰後すぐに交代制や夜勤のお願いする事業所もあります。自分の考えている働き方と会わない場合は断ることをおすすめします。
私の勤務していた介護事業所でも、30代前半の女性が復帰後、子供の熱発で1ヶ月に何度も休む状態が続きました。時短勤務も行っていました。「急に休みを取ってシフト調整してもらうのが申し訳ないです」「周りにの職員にどう思われているか考えるのがストレスになります」と退職しました。
退職が悪いわけではありません。ずっと悩みながら仕事するよりも、サポート体制が整った介護事業所へ転職するのもおすすめです。サポート体制が整った介護事業所は人気があります。30代女性で子育て世代の職員が大勢います。
子育ての相談や仕事の協力もしやすくなります。子育てと仕事を両立させるには、子育てがしやすい職場環境を見つけることも大事です。優良介護事業所では、時短勤務や育児休業明けの職員の為に託児所が完備されている事業所もあります。
日勤帯だけで勤務を調整してくれる介護事業所もあります。子供の熱や行事に対しても理解があり、休みをくれる介護事業者もたくさんあります。有給も10年前と比べ使いやすくなりました。同じ額の給与を貰うなら30代女性にとって子供を育てをしやすい介護事業者で働きたいですよね。
まとめ
今回は30代女性が結婚後の介護職員の働き方について書きました。介護事業所でも妊娠して退職する女性職員もいます。育児休業後、育児と仕事の両立が出来ずに退職する女性職員もいます。どの企業でもあるかもしれません。
30代女性が介護職になって結婚や妊娠しても、子育て中でも働きやすい介護事業所がいいですよね。今の事業所に不満があるなら、もっと女性に優しくサポート体制が整った介護事業所を選びましょう。人気の介護事業所は必ず福利厚生に力を入れています。定期的に地域の介護事業所求人情報をチェックしてください。
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